柏洋通信
2016.06.13
柏洋通信Vol.16
【6/13 インテリアライフスタイルTOKYOに行ってきました。】
6月1日、東京ビッグサイトで開幕したインテリアライフスタイルTOKYOに行ってきました。東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市として、インテリアのみならず、ライフスタイル全般、食器、雑貨、キッチン・バス・トイレタリー用品、食品・調味料に至るまでを網羅しています。 私も最先端のデザインに触れられる場として気になっていました。
あふれるほどの製品に囲まれ豊かさを謳歌し、もう欲しいものなど見つからなくなったといわれて久しい日本ですが、 そんな時代だからこそ、デザインの持つ力が注目されるのでしょう。ガラスびんにもそれは当てはまります。当社も大学のデザイン研究室とコラボを始めて数年が立ちましたが、中身の価値をさらに引き立てるデザイン力が、これから益々求められると感じています。
使い勝手や機能を損なうことなく、シンプルかつセンスの良さを追及する視点がポイントなのだと思います。ジャパンクールとして世界が注目する和のデザインや、今や日本でもすっかりお馴染みの北欧デザインは、そうしたトレンドの最先端なのでしょう。どちらのブースもたくさんの人で溢れていました。
FOODISTと名付けられたブースでは、国内外からデザイン性の高い選りすぐりの食品が集められていました。 ガラスびん入りのものも多く、いずれもセンスの良さが光ります。当社のびん入り製品も数多く展示されていたのはうれしい驚きでした。出展されていたあるお客様から、「紅茶の茶葉をガラスびんに入れたいが・・・」と相談を持ち掛けられました。 お話を伺うと、紅茶は缶入りが普通だが、透明びんで中身が見える形で販売したいとのこと。 但し茶葉は紫外線を嫌うそうで、現実的にはガラスびんでは難しいでしょう。 私もびん入りの紅茶は全くの想定外でしたが、お客様のこうした斬新なアイデアに応えるために、私たちにも柔軟な発想が求められていると改めて感じたところです。
七島 徹