柏洋通信

2020.06.29

柏洋通信VOL113

熔解技術向上プロジェクトを再開しました。

 柏洋通信VOL.112で入社式の報告をしてから早3か月がたちました。その間日本のみならず世界は新型コロナウイルス一色に染まりました。当社も緊急事態宣言を受け、本社は在宅勤務と出勤を交互に行うなどの対策を進め、二本松工場では「3密」をできるだけ回避しつつ生産を続けてきました。それでも経営への影響は想定を大きく上回りました。コロナ以前の状況に立ち戻るには、相当な時間を要するものと考えています。人の移動も徐々に活発になってきているとはいえ、海外から観光客が以前のように押し寄せてくるまでには、まだまだ一山もふた山もありそうです。特に今回思い知らされたのは、観光業や飲食業など国内市場を主なターゲットとしている中小企業が、真っ先に甚大な被害を被ったことです。そうした業態とは距離があると思っていた当社でさえ、影響を免れなかったことにショックを受けるとともに、我々も意識しないところでグローバルな経済圏に取り込まれていることを、改めて認識したところです。

 さて、あらゆる場面で自粛が続く中、今まで頻繁に行き来していた本社と二本松工場との移動も制限され、私もほぼ3か月に渡り自宅と本社に閉じこもる生活を余儀なくされました。その間当社も遅ればせながら、Zoomなどを使ったリモート会議を行うようになりました。私はface to faceのコミュニケーションが何より大切だと考える古いタイプの人間ですが、否応なしに使わざるを得なくなったビデオ会議が、思いのほか便利であることに気づかされました。アフターコロナが叫ばれる今日この頃、一度知ってしまった便利さはもはや手放せません。新型コロナウイルスの脅威が終息した後、以前の状況に戻るのではなく、以前よりもっと良い状態することが重要だと考えます。IoTやRPAも含め、当社としてもデジタル環境を整備しなければならないと痛感しました。

◆3ヵ月ぶりに熔解技術向上プロジェクトを再開。マスクの着用と「3密」を回避する対策を徹底しつつ、早速プロジェクト休止中に温めていた新たな活動をスタートさせました。アフターコロナはより生産性と品質をアップさせた柏洋硝子を目指します。

 6月23日、約3か月ぶりに熔解技術向上プロジェクトが再開されました。このプロジェクトの活動は、柏洋通信でも何度か取り上げているので、覚えておられる方もいらっしゃると思います。ハイブリッド溶解炉へ転換した2015年の窯修以来続けてきた活動ですが、新型コロナウイルスの感染拡大とともに、県境をまたいだ移動が制限されたため、外部の有識者を招くことができずに止む無く休止していました。6月19日に全国への移動制限が解除されたことを受け、満を持しての開催となりました。まだまだ第二波、第三波のリスクが危惧されるものの、ソーシャルディスタンスや「3密」の回避を徹底し、少しずつ日常を取り戻す活動を進めていきます。

代表取締役社長
七島 徹

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