柏洋通信

2017年04月

2017.04.19

柏洋通信Vol.46

  【BS-TBS「夢の鍵」の中で、当社が取り上げられました。】(4/19)

わずか数分の放送にもかかわらず、取材と撮影に3時間以上も!ディレクターの妥協のないこだわりが、取材を受ける側にもひしひし伝わってきました。

平行四辺形の形状は、高齢者や女性の手にもやさしく馴染んで、無理なく力が入ります。

芝浦工業大学からプレリリースとして正式に発表されました。産学連携の大きな成果を、一日も早く形にしなければと感じています。

 BS-TBSの番組「夢の鍵」(4月15日(土)17:30~18:00)の中で当社の製品が取り上げられ、 二本松工場の製造現場も放映されました。
番組のタイトルは「見て気持ちいい、使って気持ちいいデザインとは」です。
番組の概要は以下の通り。

21世紀の世界で通用する日本のモノづくりとは何か、熱い志をもってそれぞれの道を切り開く人たちに焦点を当てることで、 戦後日本のお家芸と言われた「モノづくり」を未来へ引き継ぐ人たちを応援します。
見ているみなさんに元気を与える番組を目指していきます。
ナレーターは、小出恵介さん、賀来賢人さんというフレッシュな顔ぶれで現場の思いを熱く伝えていきます(BS-TBS「夢の鍵」HPより)
番組の詳細はこちらをご覧ください⇒http://www.bs-tbs.co.jp/news/yumenokagi/

白状すると、当社がメインの番組ではなく、当社が映ったのは30分番組の中のわずか数分でした。
当日の主役は芝浦工業大学の橋田規子教授です。
橋田さんは当社が産学連携でお世話になっている方で、柏洋通信でも過去に何回かご紹介しているので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
デザイン工学部の教授であり、かつ現役のデザイナーとして第一線で活躍されていて、  グッドデザイン賞受賞歴が何と23回!審査委員も務めるなど、デザイン界では知らない人などいないビッグな存在です。

番組では橋田さんの過去から現在に至る数々の作品を辿るとともに、  橋田さんが追い求めるエモーショナルデザイン ―人の感情に直接訴えかえる魅力的なデザイン― にフォーカスしていきます。
その中で、橋田さんと当社が共同で開発した「開けやすいガラスびん」も紹介されました。
市場に出ている様々なガラスびんを分析し、最も力が入りやすい形状を追求した結果、  辿り着いたのが今までにないレモン型の平行四辺形でした。
機能性ばかりでなく、フォルムのかわいらしさも好評です。
とはいえ、グッドデザイン賞を受賞したわけでもなく、未だ試作品の段階のガラスびんです。
そんな中途半端な製品にもかかわらず、わざわざ取り上げていただいたことに、  橋田さんの並々ならぬ思い入れを感じます。
うれしいやら、申し訳ないやら、改めて当社の力のなさを痛感した次第。
何としてでも市場に出していかなければならないと、思いを強くした瞬間でした。

代表取締役社長
七島 徹

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