柏洋通信
2016.08.12
柏洋通信Vol.24
【8/10第56期がスタートしました。】(8/12)
7月31日をもって当社は第55期を終了し、8月1日から第56期がスタートしました。 当社の歴史も新たに56年目を迎えたことになります。前期の第55期は第一工場の窯修を経て、従来の二窯体制から色替えを伴う一窯体制に変わりました。 これは数年前から進めてきた3本の生産ラインを150名で運営する、社内では「3・150プラン」と呼んでいる計画の集大成となるものと考えています。 効率的な経営をとことん突き詰めていく過程でこの形に行き着いたことは、既に柏洋通信VOL1でご紹介した通りです。
さて、第55期は一窯体制の下で茶から白、白から茶へと2回の色替えを実行に移し、当社にとって計り知れない大きな経験を積んだ期でした。 色替えについてはまだまだ改善すべき課題は多いといえども、取りあえず現時点では成功裏に終えることができたと考えています。 業界内でも注目集めたこの事業に一定の目処をつけたことは、当社の技術力や人材力が、他社に比べて決して劣っていない証拠だと考えます。
一方でお客様の期待にきちんと応えられたかと問われれば、残念ながら疑問を呈さずにはいられません。納期や品質の面でご迷惑をお掛けしたことは否めない事実として、我々は真摯に受け止めなければなりません。第56期はいくつかの課題を持ちこしてのスタートとなりました。 明確になった課題を一つひとつつぶしていくことが、お客様の信頼を勝ち得る唯一の手段だと考えます。 一人ひとりがお客様の方向に視線を合わせ、役割と責任を全うしていきます。
七島 徹