柏洋通信

2020.02.04

柏洋通信VOL108

今年も節分祭に参加しました。

 当社のユーザーが主催する節分祭に、今年も参加させていただきました。毎年CMなどに起用されているタレントさんがゲストとしてお起しになるのですが、今年はテレビや映画、そして舞台で活躍されている竹下景子さんです。我々世代にとっては正にマドンナ的な存在です。この節分祭でお目にかかるのは3度目になりますが、今回も思わず見惚れてしまいました。

◆今年も数多くの善男男女たちが集まりました。年初から重苦しい事件が続きますが、この日ばかりはあちらこちらで、希望に満ちた明るい歓声が上がっていました。

 さて、2月3日の当日には、この日のために特別に設えた櫓の上から、大勢の善男善女たちを前に、「鬼は外」「福は内」と大きな声を張り上げながら、心を込めて豆やお菓子をまかせていただきました。2020年は年初から何かと物騒な事件が続いていることに、心を痛めているのは私だけではないでしょう。

 アメリカとイランがあわや全面戦争へ突入かと色めきだったのはつい先日のこと。そうした不安を拭い切れぬままに、今度は新型コロナウイルスによる肺炎が中国で発生し、瞬く間に日本を含む世界に波及してしまいました。今のところ収束の目処は立っておらず、テレビや新聞では連日感染者と死亡者の数が増え続けていると警告します。既に経済的な面でも影響が出始めており、春節で日本を訪れる予定だった中国人観光客のキャンセルが相次いだことから、この時期の百貨店の免税品売上が、昨年に比べて軒並み二桁ダウンとのこと。

 文字通り一刻も早く平穏な世の中に戻るよう、「鬼は外」「福は内」の声にも力が入ります。

 暦の上では節分の翌日から春を迎えることになります。とはいえ、暖かい陽の光を感じつつも、当分の間日々の生活の上でも企業活動の上でも、慎重なかじ取りが求められることになりそうです。櫓の上から豆をまきながら、改めて身の引き締まる思いを感じる一日となりました。

代表取締役社長
七島 徹

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