柏洋通信

2017年10月

2017.10.06

柏洋通信Vol.56

  【7回目の色替えが終了しました。】(10/6)

◆色の変化はほぼ計画通りに推移しました。

◆1ライン毎に順次生産を再開しました。

 9月22日より7回目の色替えに入りました。
今回は白から茶への変更になります。
柏洋通信VOL54でもお伝えした通り、色替え期間中にキックオフミーティングを行った関係で、  前回とは異なり当日の午前9時には生産を終了する段取りで計画を組みました。
そのため、原料の切り替え時間も前倒しとなりました。
今回は過去6回の色替えの経験を基に、ディストリビューターの燃焼能力を向上させるため、バーナーノズルの口径を変更しました。

色替え自体はほぼ計画通りに推移しました。
5日目の26日の朝から順次生産を再開し、翌日には無事3ライン全てが稼働しました。
色替え後の3日目辺りから泡の増加が見られ一時的に多発しましたが、その後次第に減少に向かっています。
今回の経験もデータとして蓄積し、次回以降の色替えに備えていきます。

代表取締役社長
七島 徹

2017.10.03

柏洋通信Vol.55

  【ベトナム人技能実習生たちがデビューしました。】(10/3)

◆三人三様性格は異なりますが、仕事に対するひたむきさは変わりません。



約1カ月に渡る国内研修を経て、8月28日ベトナム人技能実習3名は二本松へやって来ました。
私たちがホーチミン市で面接を行ってから、早6ヵ月が経過していました。  その間彼らは一生懸命日本語と日本の風習を学んできたのですが、現時点での日本語の理解力はまだまだだと言わざるを得ません。
彼らはいずれも現地の短大や専門学校を卒業しているものの、当社の日常業務をマスターするには、日本語でのコミュニケーション能力の向上が不可欠です。
もっとも私たちの側にも、「正しい日本語を話さなければ通じない。二本松弁はダメ!」という、笑うに笑えないプレッシャーがあるのですが。
それでも総務の受入担当者や直属の上司たちは、彼らに積極的に話しかけ、意思疎通に一生懸命です。

彼ら3人は社内でさらに研修を積みながら、9月末にラインに入っての実戦デビューを果たしました。
当面は当社の社員とペアを組んでの作業になります。
ここでは常時流れてくる製品を、一定の時間内で箱詰めしなければならず、正確さとスピードの両方が求められる業務です。
彼らが実際に作業に従事しての感想は、「柏洋の社員の人たちは何てスピードが速いの!」とか。
それでも時間の経過とともに、徐々に動きもスムーズになってきているのが分かります。
彼ら持ち前の明るさと誠実さ、そして粘り強い忍耐力があれば、そう遠くない時期に当社の大きな戦力になってくれるものと期待しています。
今後継続してベトナム人技能実習生を受け入れるためにも、彼ら第1期生の役割はたいへん重要になってきます。
そんな彼らを一日でも早く当社に定着させるため、私たちも彼らに劣らず日々試行錯誤が続きます。

代表取締役社長
七島 徹

2017.10.01

柏洋通信Vol.54

  【第57期キックオフミーティングを開催しました。】(10/1)

◆今期の利益目標を社員全員で共有しました。

◆ベトナムから来た新たな仲間も元気に参加してくれました。



9月22日、第57期キックオフミーティングを開催しました。
今回も地元二本松の結婚式場を借り切り、パートさんを含む総勢115名が集結しました。
製びん業は24時間体制ですから、例え生産を止めたとしても溶解炉の火は消せません。
今回は色替えの期間に合わせたことから比較的大勢集まることができましたが、それでも保安要員として工場に残らざるを得ない人たちがいます。
彼らに対し、改めてこの場を借りて感謝の意を表したいと思います。

第1部では私が前期の決算内容と今期の利益計画を発表するとともに、各部門のトップから利益計画達成に向けた具体的な取り組み内容が示されました。
「いざなぎ景気」を抜く戦後2番目の好景気と言われるものの、一向に盛り上がりを見せない個人消費。
これといったヒット商品が見当たらない厳しい環境の下、計画達成には困難が予想されますが、全社一丸となってゴールに向かって全力疾走することが確認されました。
その後永年勤続者、QC活動優秀チーム、そして改善提案活動の表彰式が執り行われました。

さて、第2部はお待ちかねの懇親会です。
当社も様々な理由から社員旅行を行わなくなって久しいのですが、近年こうしたイベントが見直されていると聞きます。
乾いたタオルをさらに絞り込むような合理化や慢性的な人手不足の中、職場の人と人との繋がりや温もりに、多くの人たちが無意識の内に渇望感を抱いているのだと思います。
当社もご多分に漏れず、こうした機会を心待ちにしている社員は多いようです。
当日は普段電話やメールでしかやり取りできない本社からも、全員が出席しました。
乾杯のセレモニーが終わるや否や、会場のあちらこちらで職場を超えた幾つもの輪ができました。
こうした光景を目の当たりにし、社長として社員が一堂に会す意義を、なお一層強く感じた次第です。
最後は労働組合書記長の音頭による万歳三唱で、3時間半に及んだ第57期キックオフミーティングは幕を閉じました。
明日からまた心新たに全員で頑張りましょう。

代表取締役社長
七島 徹

カレンダー

«10月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31