柏洋通信

2019年01月

2019.01.28

柏洋通信VOL85

スマート工場EXPOに行ってきました。

 1月16~18日にかけて東京ビッグサイトで開催された「スマート工場EXPO」に行ってきました。スマート工場とは改めて解説するまでもないでしょう。IoTを駆使し、 AIや自動運転、ロボット技術などを融合させ、生産性や品質を飛躍的に高めた工場のことです。今回は関連する展示会「ウェラブルEXPO」「ロボテックス」を合わせると、出展企業の数は600社を優に超え、会場を訪れた人たちも3日間で5万人以上に上りました。私は最終日の18日に見学したのですが、昨年を上回る多くの人たちでごった返す会場を目の当たりにし、IoTや関連技術への関心の高さは確実に昨年を上回っていると感じました。また、会場入り口の横に設置された巨大なボードには驚かされました。早くも来年の出展を決めた企業の赤いパネルが次々と貼られ、既にボードはほぼ赤一色です。IoTを取り入れる企業や予備軍が増えているのは事実ですが、それ以上にビジネスチャンスと捉え、新たに参入する企業も急増しているのでしょう。

◆最終日とあって受け付けは長蛇の列。人々の関心の高さがうかがえます。

◆早くも来年の出展を決めた企業の赤いパネルで、ボードはほぼ真っ赤です。

 当社がIoTに期待するのは、一口に言って「止まらない工場」の実現です。当社もこの10年ほどで多くの設備が自動化し、デジタル化しました。たった一つの部品やチップの不具合で設備が止まることは珍しくなく、その結果生産活動全体に重大な影響を及ぼすことは、既に現実のものとなっています。そうした危機感を背景に、当社も遅ればせながらIoTを導入し、「予防保全」に取り組み始めたところです。目指すは壊れる前に予兆を察知し、事前に対処。また例え壊れたとしても、短時間で復旧できる工場です。あらゆるものがインターネットで繋がるようになったことで、当社のような中小企業でも、莫大な費用を掛けずに可能になりました。

 今回もビッグサイトに足を運び、広大な会場を見て回りました。それでも、昨年のように「えっ!!」とびっくりさせられるものに出会うことはありませんでした。それは良い意味での驚きでした。IoTもAIも既に未知の技術ではなくなりました。人々の関心はそれらを駆使して何をするかに移っています。巨大工場の稼働状況をパソコン画面で逐一追えるシステムは、確かに魅力的です。しかし、当社にとって不向きであることは既に了解済みです。むしろパトライトの色の変化をアラームとしてスマートフォンに集約し、履歴を残すことの方がはるかに有効であることを理解しています。当社にとってのIoTは、もはや夢やあこがれではなく、日常的に使い倒さなければならない現実になっているのだと、改めて納得した次第です。

◆一日で見て回るのはとても無理。広大な展示会場を昨年を上回る人々で埋め尽くされました。

代表取締役社長
七島 徹

2019.01.15

柏洋通信VOL84

「2019年新春賀詞交換会」に出席しました。

 新年明けましておめでとうございます。平成最後の年を迎え、今年は元号が変わるだけでなく、秋にはいよいよ消費税の増税が控えるなど、景気の面でも大きな節目の年となりそうです。当社は年末から明けの4日までしっかりとお休みを頂き、心新たに仕事始めを迎えましたが、年始早々方々から聞こえてくるのは、例年以上に不確定要素の多い年だということです。亥年は何かと変化の多い年だとも言われます。何事にも想定外とあわてないよう、この1年緊張感を持って臨みたいと思います。

 さて、1月11日金曜日、恒例となったあだたら商工会と二本松商工会議所共催による「2019年新春賀詞交換会」が開催され、今年も出席しました。会員企業は日本酒や家具など二本松伝統の地場産業から当社のような進出企業まで、業種も銀行などの金融業から飲食店やホテルなどのサービス業に至るまで実に多彩です。開催に当りあだたら商工会三浦会長の挨拶に続き、二本松市三保市長が登壇されました。昨年は戊辰戦争から150年とのことで、二本松少年隊にスポットを当てた記念事業が催され、今年は新たに二本松城の再建も視野に入れた計画が動き出すとか。その後地元政財界の重鎮による鏡開きを経て、今年も300名を優に超える人々が集う盛大な会が始まりました。私は東京での挨拶回りを終えての出席とあって、今年初めてお会いする方々がほとんどですから席を温める暇などありません。せっかくの料理にもほとんど手を付けることなく、瞬く間に中締めを迎えました。例年のこととはいえ、こうしたあわただしい時間が仕事始めを実感させてくれます。

◆賀詞交歓の開催に当り、あだたら商工会三浦会長と二本松市三保市長がご挨拶されました。

◆今年も鏡開きで華やかな宴がスタートしました。

◆今年は「ウエディングパレスかねすい」を会場に、あだたら商工会、二本松商工会議所の役員、議員、その他会員企業から総勢300人以上が出席しました。

 様々な業種の方々とお話をしていて感じたことは、年頭を彩る華やかな宴にも拘らず、皆さん一様に危機感をお持ちだということです。中でも米中貿易戦争は、ここ二本松にあっても切実な問題として捉えている方が多いということです。根は単なる貿易収支の不均衡などには留まらず、アメリカと中国の覇権争いであり、長期化することは必至との見方が大勢です。その結果、アメリカ、中国双方の経済に変調を来せば、日本のみならず世界、ひいては二本松の経済にも影響が及ぶことは明白です。さらに今秋には消費税増税も加わるのですから、この1年いったいどうなるのやら。「危機に備えよ」が2019年のキーワードだと、改めて肝に銘じたところです。

代表取締役社長
七島 徹

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