柏洋通信

2017年08月

2017.08.31

柏洋通信Vol.52

 【東京インターナショナルギフト・ショー「LIFE×DESIGN」に行ってきました。】 (8/31)

◆ガラスと漆の組み合わせが日本のオリジナリティを際立たせます。伝統の匠の技と日本の素晴らしい素材が融合し、さらにモダンなデザインが商品力を高めています。

◆最新のアウトドアの楽しみ方が、従来のキャンプのイメージを一新させた「グランピング」です。会場内に小屋やテント、樹木までディスプレイしたオシャレなキャンプ場が出現。「グランピング」に欠かせない非日常の贅沢な時間と空間を演出するには、ガラスびん入りのワインやオリーブオイルなどが欠かせません。

◆昨年もこの会場でお会いしました。ガラスびんをキーホルダーの容器としてお使いいただいています。高級感をアピールするには、ガラスびんはなくてはならないツールです。新製品の販売も好調とのことでした。

◆千葉でピーナッツの生産から加工までされています。スタンダードなジャムびんですが、ラベルのデザインだけで、こんなにもおしゃれになるのですね。

◆とっても洗練されたディスプレイに、思わず引き付けられました。こちらも当社の製品をお使いいただいています。

◆中身はバスソルトです。

◆パラフィン系のオイルに付け込まれたドライフラワーです。長期間に渡って花の美しさを保ちます。

◆東京インターナショナルギフト・ショーは、今年で84回目を迎えました。今年の「LIFE×DESIGN」は日程を延長して土曜日も開催。本来はバイヤーなどプロ向けの展示会ですが、デザインや雑貨好きの一般の人たちにも門戸を広げました。







東京インターナショナルギフト・ショーが、今年も東京お台場のビッグサイトで盛大に開催されました。

それに先駆け、特に最先端のデザインを全面的に打ち出したイベント「LIFE×DESIGN」が、8月30日から9月2日の日程で開催されました。

インテリアや雑貨が中心の展示会ですから、ガラスびんに入った製品の出展は極々少ないのですが、ここ数年欠かさず覗くようにしてきました。

会場で今が旬のデザインに触れる一方で、これから来るであろうトレンドを感じることは、 感度の極めて低い私にとって、大いなる刺激を与えてくれる貴重な機会なのです。


さて、今年も注目の出展が目白押しです。

最新のIoT技術を駆使した「モノ」が、デザインの力が加わることによって、 にわかに魅力溢れる愛すべき「生活用品」へと変貌を遂げます。

改めて感じる「デザインの力恐るべし」です。


今や世界が注目する日本ブランドですが、伝統の匠の技と意表を突く素材との出会い、 そして移ろう四季や繊細な心までをも表現するデザイン力が融合し、ますます面白いことになっていました。

外国人観光客の志向がモノからコトへと移りつつある今、ビジネスチャンスがどんどん広がっていることが理解できます。


また、今年も会場で当社の製品をお使いのお客様と、新たな出会いがありました。

ガラスびんを使ってどのように商品の魅力を高めるのか、お客様の柔軟な発想に驚かされることばかりです。

代表取締役社長
七島 徹

2017.08.13

柏洋通信Vol.51

  【外国人技能実習生の研修施設を見学してきました。】(8/13)

◆実習生と一緒に昼食をいただきました。この日の当番はフィリピンからの実習生です。

◆講師の先生の話を一言も聞き逃すまいと、緊張感あふれる授業が続きます。

◆辞書を片手に日本語の習得に余念がありません。

◆茶道研修のために畳の部屋が用意されています。日本人の心と仕事に取り組む心構えを学びます。

◆まもなく当社にやって来る3名も元気いっぱいです。一日も早く会社と仕事に馴染み、戦力になってくれることを期待しています。

 8月7日、間もなく当社にやって来るベトナム人の技能実習生3名に会いに、茨城県古河市にある研修施設に行ってきました。
その日はつい先日ベトナムに行ってきたばかりの同行者に、「日本の方が暑い!」と言わせるほどの猛暑日です。
いくら東南アジア出身の彼らとはいえ、少々心配になってきました。

さて、日本にやって来る外国人技能実習生は、入国後直ちに企業で働くわけではなく、 1カ月間各地の教育施設で研修を受けることが義務付けられています。
日本での生活に困らないよう、日本語の学習以外にも様々な日本の常識や決まり事、習慣などを勉強します。
技能実習生たちは事前に母国で学んではきていますが、ここでさらに磨きをかけそれぞれの勤務先に向かうのです。
我々が訪れた日は30数名が研修中で、大凡7割がフィリピンから、残りが中国とベトナムからの実習生でした。
ここ数年で中国からの実習生が大幅に減り、代わりにベトナム人が急増しています。
特にベトナム人に関しては、学習意欲の高さや勤勉さが評価され、韓国との取り合いになってきているとか。  人手不足が状態化する中で、増え続ける労働力のニーズを満たすため、今後アジアの他の地域へ次々とシフトしていくことが予想されています。
この辺りの事情は、それぞれの国の経済発展の度合いや、労働者を受け入れる側の法の整備などと複雑に絡みあっているようです。
日本でも介護業界で外国人技能実習生の受け入れが決定したことから、現在フィリピン人が急増しています。

当社にやって来る3名も、猛暑に負けず元気に勉強に励んでいました。
アジア各国から集まってきた人間が、一つ屋根の下での共同生活です。色々と気苦労もあるでしょう。
彼らは交代で食事を作ったり施設の清掃をしたりと、国を問わず団体で行動します。
特に食事については神経質にならざるを得ません。宗教上の問題から厳しい制限のある国もあり、メニューは実習生が全員集まって議論の上で決定します。
歴史的に見て決して仲の良い国同士ばかりではありませんが、日本での共同生活を経験したことで、  そうしたわだかまりや偏見がなくなった、という話も耳にしました。
一方この施設では、研修の一環として茶道を取り入れています。
茶道といえばいかにも日本的な作法ですが、ここでは「手順を厳密に守らなければならない儀式」と捉えています。
日本人の心を理解させること以上に、「仕事は決められた手順を厳守する」ことの重要性を、徹底して根付かようとしています。
こうした経験を積んだ3名が、まもなく当社にやって来ます。

代表取締役社長
七島 徹

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